弁護士とのおつきあい

交通事故 ある依頼者とのやりとり

交通事故 ある依頼者とのやりとり Q 手術についてですが、必ず治るとは言えないということで、でももう手術しかないみたいなお話でした。・・・・・知恵袋で○○さんという方の回答を見ていて、本来、オペする前に後遺症障害を取り、オペをするならする、何故…

交通事故 行政書士との連携

交通事故 行政書士との連携 弁護士と行政書士の違いは、資料の収集能力にあります。交通事故専門の行政書士の場合は資料を収集して整理する能力に長けています。 弁護士の場合,法廷中心に活動をするので,病院に行ったり,必要な証拠を集めることについては…

交通事故 行政書士との連携

交通事故 行政書士との連携 弁護士と行政書士の違いは、資料の収集能力にあります。交通事故専門の行政書士の場合は資料を収集して整理する能力に長けています。 弁護士の場合,法廷中心に活動をするので,病院に行ったり,必要な証拠を集めることについては…

交通事故案件で弁護士と行政書士との違い

交通事故案件で弁護士と行政書士との違い 弁護士がいいですか、行政書士がいいですかという質問をうけることがあります。私たちからみると意外な質問に映ります。というのは私たちは交通事故裁判を進めるのですが,損保側代理人や裁判官と戦わなければなりま…

交通事故、症状固定前の弁護士への相談

交通事故、症状固定前の弁護士への相談 症状固定前にどんな展開になるか知っておくことは交通事故被害者にとってとても大切なことです。その場合、弁護士費用はどうなるのでしょうか。 私の場合、症状固定までの相談についてはお金を頂くことはあまりありま…

交通事故事件で弁護士に求められるもの

交通事故事件で弁護士に求められるもの ① できるだけ多額の交通事故賠償金となるように求めている。 ② 真実を求め、真実にふさわしい賠償金の獲得を求めている。 ③ 弁護士に対しては専門家として損保以上の知識と交渉力を期待している。 ④ 交通事故被害が誰…

交通事故被害者像

交通事故被害者像 私たちの交通事故依頼者はどのようなものでしょうか。 ① 被害が他人に,時には医師にも理解されないことがあり,孤立感があり悩んでいる。 ② 加害者に代わって損保が矢面に立つため、逃げている加害者に対し強い憤り、いらだちを覚える。 ③…

間違っているぞ,交通事故で裁判しない主義の弁護士

間違っているぞ,交通事故で裁判しない主義の弁護士 最近の交通事故被害者の方々は一旦依頼してまた別の弁護士に相談するという事例も少なくありません。おそらくインターネットが発達したせいでしょう。多くの法律事務所が交通事故事件の宣伝をしていて,法…

交通事故の後遺障害等級の弁護士の報酬

交通事故の後遺障害等級の弁護士の報酬 交通事故事件で行政書士や弁護士に後遺障害の事前認定や異議申立を依頼することがあります。これは後遺障害の重い認定をとるために依頼するのですが,医学的な判断を伴うため,診断書や医師の意見が重要な役割を果たし…

交通事故の難しい案件

交通事故の難しい案件 交通事故でしびれや麻痺などを訴えながら、画像所見が出ないという理由で非該当になる事例は一般に難しい案件です。私ども事務所は過去、何度かそういう交通事故事例を引き受けてきました。中には、交通事故による全身麻痺というきわめ…

交通事故 依頼者の期待に応えたい

交通事故 依頼者の期待に応えたい 弁護士は依頼者の期待に応えたいと思って活動しています。しかし、時にこれがあだとなることがあります。被害者はつらいので被害額を最大限にしてほしいと考えます。これはもちろん正しいです。 しかし,一方で判例上の限界…

交通事故 病院とのアポンイント

交通事故 病院とのアポンイント 交通事故で後遺障害を争う場合、私たちは時に主治医のところに行って事情聴取することがあります。これがかなり大変です。 とういのは医師というのは2週間から3週間ぐらい先のことしか予定は分かりません。ところが、私たちは…

交通事故 ケースカンファレンス

交通事故 ケースカンファレンス 当事務所では相談事例について定期的に検討を進めています。 例えば,あるおばあさんの交通事故の相談の事例ではこのように検討しました。 このおばあさんは事故後足をひどく傷めているのに後遺症なしという示談案が保険会社…

交通事故 依頼者とうちあわせ

交通事故 依頼者とうちあわせ 難しい事件では依頼者ときちんとうちあわせることが不可欠です。いっしょにうちあわせることで、裁判に関する意識を共有することが必要なのです。意識を共有することで依頼者もどんな被害を弁護士に伝えたらいいか理解できます…

交通事故 安易な和解と弁護士

交通事故 安易な和解と弁護士 弁護士、行政書士にいろいろ頼んだときに問題なのは、安易な和解と、高額な報酬だ。被害者の声を十分聞かず、早期解決ばかりを強調して和解に持っていこうという場合は別の弁護士に意見を聞いてみた方がよい。ひどい弁護士にな…

交通事故 弁護士の証拠収集能力

交通事故 弁護士の証拠収集能力 弁護士の証拠収集能力は意外に低いです。後遺障害などの医学的な分野ではカルテや医療文献,裁判例などを参考に裁判を進めます。場合によっては医師からの聞き取りを行います。過失相殺のように事故状況が問題になるときには…

交通事故 弁護士に相談

交通事故 弁護士に相談 交通事故にあった場合、弁護士に相談することをお勧めします。行政書士と弁護士との違いは訴訟実務にかかわっているかどうかという点で大きく異なります。私たち弁護士は訴訟に携わるためどこまて賠償として主張できるか、認定のため…

交通事故 はじめての弁護士

交通事故 はじめての弁護士 交通事故に出会ったら,弁護士に相談してください。 弁護士はあなたに事故後,どのように事案が処理されていくかお話しすることができます。治療費はどうなるのか,休業損害は支払われるのかお話しします。 症状固定というものが…

交通事故 依頼者の力

交通事故 依頼者の力 被害者は理不尽な交通事故に遭い,多くのつらい思いをします。そうした被害者の中にはそのつらい思いをバネに裁判に挑むタイプの方もいます。被害者は自分の被害を知っていますから被害にかかわる資料を集めることができます。被害者は…

交通事故 怒りに震える依頼者

交通事故 怒りに震える被害者 交通事故の裁判では損保側の代理人は徹底的に被害者を攻撃してくる。中にはとても品のない攻撃を加えてくる例もないではない。 この事例は事故による非常に重篤な障害を負い,医師が治療を継続しているのであるが,被告側は詐病…

交通事故 弁護士の専門性

交通事故 弁護士の専門性 うちの事務所は交通事故事件が多い。 特に、後遺症認定を争う事件を得意分野としている。これは医療と法律が交錯する分野で興味深い。今の自賠責保険は画像中心主義ともいうべき傾向にある。つまり、画像上現れないと後遺障害として…

交通事故 もうひと押し

交通事故 もうひと押し 保険会社との交渉で被害者側に弁護士が介入すると金額は上がっていく。 新人弁護士でも交渉すれば上がる。 最近、当事務所の新人弁護士が初めて単独での交渉を任された事件で、約2倍に増額したと報告し、和解でいいのではないかと報…

損保側弁護士による後遺症の立証

損保側弁護士による後遺症の立証 交通事故の被害者側弁護士からすると,損保側代理人は手を抜いているのでは無いかと思うときがある。もちろん,一生懸命やっている弁護士もおり,損保のためになぜそこまでこだわり続けるのかと思ってしまうほどだ。 ともか…

交通事故 弁護士の方針は明快である必要がある。

交通事故 弁護士の方針は明快である必要がある。 交通事故事件に限らず,弁護士は依頼者のために活動する。最後に決めるのは依頼者だ。弁護士はそれを手伝う存在以上のものではない。 しかし,決めることができない場合もある。それは弁護士の理解と説明が足…

交通事故 調子のいい弁護士

交通事故 調子のいい弁護士 弁護士が裁判する時には、たいてい多めの賠償金額を請求する。法的に可能性ある金額の最大限を提示するのだ。これはやむえないと思う。 しかし、その場合でも、どこが難しいかをきちんと説明することになる。基礎収入はこれほど認…

交通事故 はじめての弁護士

交通事故 はじめての弁護士 初めて弁護士事務所の門をたたく場合、通常は電話から始まります。 電話をかけると事務員さんが電話で対応し、おおよその用件をお尋ねします。このときに、予約を入れるのですが、中にはいろいろ心配事を尋ねる方もいらっしゃいま…

交通事故 裁判ってこわい?

交通事故 裁判ってこわい? 交通事故 裁判ってこわい? 死亡事件の相談があった。損保から金額が提示され、例によって金額は低額だった。 この事件は裁判をした方が適切な事例だと思うのだが、遺族はいやがっていた。 その理由は、裁判までしてお金を取ろう…

交通事故 弁護士との相談の時期

交通事故 弁護士との相談の時期 「弁護士さんといつ相談したら良いのでしょうか。」という質問をよく受ける。 原則は3つの時点がある。 ① 事故直後 これは証拠の保全であるとか、傷害の把握であるとか、いくつかあるので相談した方がよいかと思う。 事故後の…

聞く耳を持たない

聞く耳を持たない 弁護士の苦情で一番多いのは「聞く耳を持たない」という苦情です。 こういう弁護士の場合,依頼者が何を言っても、「ああそれはいいから、あとで、あとで」と言葉を制します。こんなとき依頼者は「言いたいことが言えなかった、相手の弁護…