#事件

交通事故 骨折を見落とした医師

交通事故 骨折を見落とした医師 これはうちの勤務弁護士の体験です。 手のある部分の骨折のために慢性的な疼痛に悩む事例があるが、最初の医師がこれを見落としたために事故との因果関係が否定された事例がある。 つまり、最初の治療時点では骨折の事実はな…

交通事故 症状固定前の依頼

交通事故 症状固定前の依頼 当事務所では症状固定前の依頼をどのように引き受けるかが議論になっている。症状固定前というのは実は弁護士として何かすることは少ない。しかし、依頼者にしてみれば、何かと不安で相談したいことが多い。治療費の請求や休業補…

交通事故 依頼者といっしょに考える

交通事故 依頼者といっしょに考える 私の場合、難しい事件にであった場合には、できるだけ依頼者と一緒に考えるようにしている。 例えば、RSDというような難しい病気が対象の場合には私は文献的に調べるが、現場のことは分からない。依頼者と会議を開いて、…

交通事故 示談ってどれくらいの時間がかかるの(Yahoo知恵袋より)

現在、交通事故の保険屋との示談を弁護士にお願いしているのですが、三週間たっても連絡がありません。 時間がかかるのは聞いていましたが、皆様でこのような交通事故の示談を過去弁護士に任せた方いましたら大体かかった日数教えて頂けますでしょうか?示談…

交通事故 弁護士のつきそい

交通事故 弁護士のつきそい 私の場合、症状固定前に依頼者とつきそって病院に行き、誘発検査、反射・異常反射検査など検査してくださいといいに行くというようなことは行っていない。たいていの弁護士はそうだろうと思ったら、なんと付き添ってくれるサービ…

交通事故 本を読みながら対応する医師

交通事故 本を読みながら対応する医師 本当かどうか分からないが、今日の相談者は医師がこわいという。何か言うとしかられるのだそうだ。診察もいいかげんな感じで、治療に無関係な本を読みながら診察していたという。 この依頼者は別の医師に胸郭出口症候群…

交通事故 差額説と労働能力喪失説

交通事故 差額説と労働能力喪失説 逸失利益は後遺障害によって生じる将来の被害を賠償するものです。事故がなかったら十分働けたであろう損害です。 この損害について、差額説というのがあります。後遺障害によって現実に所得が下がることが必要だと言う考え…

交通事故 労働能力喪失率

交通事故 労働能力喪失率 交通事故の後遺障害は、後遺障害があることによって働けなくなった分、つまり将来の損害について賠償するというものです。 後遺障害によってどれほど労働能力が喪失したかについては、自賠責の後遺障害等級表があって機械的に決めら…

交通事故 とてもむずかしい事件

交通事故 とてもむずかしい事件 ひどいしびれがありながら14級になってしまった事件というのは多くある。 そこでは何らかの医学的ストーリーが必要だ。もちろん、証拠に裏付けられなければならない。 14級です。それを前提に解決しましょうというのであれば…

交通事故 交通事故に出会ったらすべきこと

交通事故 交通事故に出会ったらすべきこと 事故車の写真はとっておきましょう。 写真は最低こんなものが必要です。 ① 損壊部位正面 正面は近いところで一枚、遠いところで一枚 ② 左右側面からの写真 車の絆やへこみ、ゆがみなどは正面からは分かりません。損…

交通事故 交通事故に出会ったらなすべきこと

交通事故 ■ 交通事故に出会ったらなすべきこと 第1 警察に連絡 第2 任意保険会社に連絡 第3 病院に行く(特に症状を明確に訴えておく) ■ 弁護士の役割 早期の相談 第1 症状固定前 事故処理の全体像を把握しておく。労災、社会保険の利用など検討を進める。 …

交通事故 こういう医師もいるんだ

交通事故 こういう医師もいるんだ ある依頼者の主治医から電話があった。医師から電話があるとは異例なことだ。聞いてみると、症状固定時期に悩んでいるという。いまの状況から症状固定にすることはできるという。しかし、今症状固定にしてしまうと、患者さ…

交通事故 損保の医師面談の害悪

交通事故 損保の医師面談の害悪 症状固定前、損保調査員が医療に介入してくる。これはもちろん、ストレートにやってくるわけではない。たとえば、無駄なことは止めてくださいなんて露骨な介入することはほとんどないように思う。 実際には、非常にしつこく根…

交通事故 当事者と会わない弁護士

交通事故 当事者と会わない弁護士 交通事故の相談では、よく他の弁護士の話を聞くことがある。中部地方にあっても、交通事故専門ということで、東京や大阪の弁護士に依頼したという相談者もいる。ウェブサイトなどを見ると、高次脳機能障害とか、脳脊髄液減…

交通事故 事故にであったら

交通事故 事故にであったら 交通事故にであったら、こんな風に対応されるのがよいかと思います。 交通事故にであったら、必ず警察に連絡する必要がある。物損ですませてはと言われることがあるが、実際に物損で終わるかどうかは分からない。警察に届けた上で…

交通事故 一般路しての医師とのおつきあい

交通事故 一般路しての医師とのおつきあい 整形外科医は交通事故事例を多く手がけている。しかし、一般的には交通事故損害賠償請求事件にはかかわりたくないとする医師が多い。特に原因が分からない事例については回答を避けようとする。ひどいのになると、…

交通事故 医師とのつきあい

交通事故 医師とのつきあい 交通事故では医師とけんかするとろくなことはない。残念ながら、後遺障害などの判断は常に医師の判断に依存してしまう。しかも、医療の現場では割り切りができないことが多く、ある意味、医師には裁量的な判断が許されている。客…

交通事故 刑事事件の取り扱い

交通事故 刑事事件の取り扱い 加害者への責任追及という点からすれば、手をゆるめてはいけないというのが原則だ。 事故があったら警察に届け出る。きちんと被害届けも行う。警察は時としていやがるがきちんとしておかなければ後で後悔することが多い。 もし…

交通事故 着手金0円

交通事故 着手金0円 うちの事務所では着手金0円とういのは原則ない。着手金は必ずいただいている。 最近の弁護士の宣伝を見ると、交通事故着手金0円という表示がある。これはかなり投機的な部分があって、まずいのではないかと思っている。つまり、お金をも…

交通事故 弁護士費用が調達できないとき

交通事故 弁護士費用が調達できないとき 私たちは事故を想定して生きているわけではない。交通事故被害にあい、高額な弁護士費用が支払えないときもある。賠償金額が高額な場合、弁護士費用も高額となってしまうが、私の事務所では被害が重篤な場合、着手金…

交通事故 依頼者から学ぶ

交通事故 依頼者から学ぶ 弁護士は全てのことを知っているわけではない。熱心な依頼者からの問題提起を受け,勉強することで理解が進む。 最近は依頼者が併合加重の論文を見つけ出してくれて,当てはめられないか検討している。 つい最近までは,外傷性の難…

交通事故 弁護団会議

交通事故 弁護団会議 交通事故の中でも脳脊髄駅減少症とかいった難しい事件になると弁護団を構成する。この場合、役割を分担することが非常に重要になる。 事件自体の構造を明らかにして、どこからどこまでが誰の役割にするか明確にして会議を進めていく。 …

交通事故 医師のあり方コーナー

交通事故 医師のあり方コーナー 交通事故では医師とのやりとりが多い。整形外科医の対応に苦しんでいる例も少なくない。 うちは交通事故はみないことにしている。 あなたはお天気病だ。 あやうく、詐欺の片棒をかつぐところだった。 など、医師の心ない言葉…

交通事故 余りにも簡単なカルテ

交通事故 余りにも簡単なカルテ 交通事故では治療経過を見るために患者のカルテが法廷に提出される。 長期にわたって同じ治療が繰り返されるため、カルテは本当に簡単になってします。 例えば 「理療オーダーに同じ」とか、「① do」とか、①というのは最初の…

交通事故 むかつく医師の意見書

交通事故 むかつく医師の意見書 交通事故では損保側の医師の意見書がよく提出される。実際に診断していないのに平然と断定する姿勢はほんとむかつく。 たとえば、こんな風に記載される。 本件では客観的所見がないと断定した上で 「・・長期化因子としては患…

交通事故 依頼者の希望

交通事故 依頼者の希望 相談している時に依頼者の希望に添うよう法律構成を考えていく。しかし、どうしても依頼者の希望に添えないこともある。それはやむえないことなのだ。 難しいのは、被害の実態は依頼者が一番よく知っている。私たちが軽いと思っていて…

交通事故 こういうことはあるのかな?

交通事故 こういうことはあるのかな? 依頼者と直接会ってくれない弁護士がいるという。30分話して,その後は直接話をしないそうだ。高次脳機能障害が疑われる事例だが,被害者対応はNGOのスタッフにまかせているという。そんなことがあるのだろうか。 こう…

交通事故 損害の無理な算定

交通事故 損害の無理な算定 交通事故の相談で時々出てくるのが損害の無理な算定の問題だ。 行政書士などの関係から特別な信頼関係ある医師が何か意見書を記載することがある。中には無理な記載が出ることがある。医学的意見の中で無理があるのは別にそう大き…

交通事故 一人で悩まないで弁護士に相談してください

交通事故 一人で悩まないで弁護士に相談してください 弁護士は常にあなたの味方になります。 弁護士は常にあなたとともに最良の道をさぐります。 弁護士はあなたの強力な盾になるでしょう。 弁護士はあなたの一番いいたいことをあなたのために訴えます。 と…

患者の権利章典

患者の権利章典 交通事故では死亡事件、高次脳機能障害、遷延性意識障害と言った重大事故では本人や家族にとって裁判に取り組むこと自体が、事件を受け入れる過程として重大な意味を持ちます。むち打ち症のような神経症状中心の事件では本人の訴えが中心にな…