#事件

交通事故 インフォームドコンセント

交通事故 インフォームドコンセント インフォームドコンセントは「説明と同意」と約されることが多いです。しかし、説明と同意とを切り離されて考えられているわけではありません。説明された上で、納得して同意するということを意味します。 医師の間では治…

交通事故 弁護士に頼もう

交通事故 弁護士に頼もう 弁護士に頼むというのは何かたいへんなことと考えている人が多いようです。 交通事故の場合,弁護士に頼んだ方が有利に展開することがほとんどです。特に,治療期間や,被害算定法,過失相殺などちょっとでもややこしいことがあれば…

交通事故 弁護士と依頼者との関係

交通事故 弁護士と依頼者との関係 このテーマでは実は当事務所では確立したものがありません。依頼者も多様ですし、弁護士もそれぞれの個性を発揮しつつ事件処理するため、何が一番よい関係かわからないところがあります。 よい例としてこんなのがあるかもし…

交通事故 14級は5年程度?

交通事故 14級は5年程度? 14級の被害に対する逸失利益はだいたい5年の労働能力喪失期間とされています。ライプニッツ係数は5年の係数ですね。 しかし、保険会社は3年程度で計算してきますから注意してください。その上で、交渉後に5年に引き上げてきます。…

交通事故 依頼者の意識

交通事故 依頼者の意識 交通事故事件で訴訟になった場合、基本的には弁護士が全てを処理します。そのため、依頼者は事件から離れて日常生活を送ることになります。あるときは忘れてしまうこともあります。 しかし、一方で、自分が関与しないところでものが決…

派手に宣伝している弁護士は要注意

派手に宣伝している弁護士は要注意 ちょっと,挑発的な記事ですが。 交通事故関係の弁護士サイトを見ると、示談交渉の記事しかないことがあります。裁判は弁護士にとっても手間暇がかかるので、弁護士にとって利益が少ないです。 こうした事務所はあえて裁判…

交通事故 警察が何と言おうが本気にする必要はありません。

交通事故 警察が何と言おうが本気にする必要はありません。 交通事故で警察に届け出ることは必要です。警察は現場検証などをします。警察官はときどき被害者に余計なことを言います。あなたも悪いところがあるとか、加害者だけが悪い事故はないとか、いろい…

交通事故 逸失利益算定基準時

交通事故 逸失利益算定基準時 逸失利益の基準時を、事故時とするか、症状固定時とするかはよくわからないところがあります。 たとえば、15歳で受傷して、20歳で症状固定したとした場合、15歳を基準時として逸失利益を計算するべきでしょうか。それとも、20歳…

ドラマ 交通事故にであったら(むちうち編) №3

ドラマ 交通事故にであったら(むちうち編) №3 整形外科医 (主人公は妻の運転で優先道路を走行中事故にあいました。) 事故のために全身が強く痛みました。頭も痛かったのでとても心配でした。首から両腕下半身にもしびれがありました。私はこれまでしびれ…

ドラマ 交通事故にであったら(むちうち編) №2

ドラマ 交通事故にであったら(むちうち編) №2 私の方にも落ち度があるって? (主人公は妻の運転で優先道路を走行中事故にあいました。) 事故にあってまもなく警察がやってきました。私はすぐに会社に電話をして午前中のスケジュールをキャンセルしておき…

ドラマ,交通事故に出会ったら。(むち打ち症編) №1

ドラマ,交通事故に出会ったら。(むち打ち症編) №1 朝,私はいつものように妻の運転で駅に向かっていました。交差点にさしかかったときです,突然ドーンという音がして体に強い衝撃を覚えました。自動車は反対車線に押しやられ,壁にぶつかる寸前でした。…

交通事故 県外の依頼者。スカイプで打ち合わせ

交通事故 県外の依頼者。スカイプで打ち合わせ 当事務所には愛知県だけでなく,遠隔地の依頼者もいます。何回かは会う必要がありますが、日常的なうちあわせはインターネットのテレビ電話、スカイプを利用しています。 遠隔地の事件でも、最近は電話会議が認…

交通事故 「無職の人には逸失利益はありません。」?

交通事故 「無職の人には逸失利益はありません。」? 損保の事故担当者がまれに、「無職者には逸失利益はありません。」と平気で言う例があります。しかし、いまどきこのような言い分は通用しません。 しかし、裁判の場になりますと、損保側代理人は必ず、同…

交通事故 弁護士の着手金や報酬

交通事故 弁護士の着手金や報酬 弁護士費用は比較的高額です。請求金額のだいたい8%から10%を着手金、得られた金額についての8%から10%ぐらいだと思えばよいです。請求金額が高額になる場合には5%と小さくなっていきます。 こうした高額の弁護士費用に…

交通事故 労働能力喪失期間

交通事故 労働能力喪失期間 交通事故などの相談で、かなり多いのが労働能力喪失期間の問題です。 骨折など器質的な損傷は生涯続きますので、67歳までのライプニッツ係数を使ったり、平均余命の半分を基準にしたりします。 14級の場合、5年程度 12級の場合、1…

交通事故 損保代理店

交通事故 損保代理店 損保の代理店は車両保険などを仲介します。事故にあって被害を受けるとまず代理店に電話する人も多いです。損保の代理店は損保とは違うので対応できません。そのため被害者を損保の知り合いの弁護士に依頼することもあります。 しかし、…

交通事故 アンビュランスチェイサー

交通事故 アンビュランスチェイサー アンビュランスというのは救急車のことを言います。救急車をおっかけて病院に行き、交通事故被害者に対して、訴訟しないかと話を持ちかけます。着手金は無料、報酬は4割から5割。これが米国で言われているアンビュランス…

交通事故 弁護士の選択

交通事故 弁護士の選択 一般の人にとって弁護士の選択は難しいです。基準はなんといっても実績でしょう。しかし、交通事故の場合、後遺症や過失相殺を争わなければそれほど難しいものではありません。そのため、実績と言ってもそういう簡単な事例、別に弁護…

交通事故 傷害保険:弁護士特約の効用

交通事故 傷害保険:弁護士特約効用 弁護士特約は交通事故で弁護士の費用を支払ってくれるという保険の特約です。 このメリットは訴訟のハードルを低くする点にあります。たとえば、非該当事件について12級を追及する場合などです。 12級となると1000万円か…

交通事故 あきらめないで

交通事故 あきらめないで 交通事故についての新聞記事がありました。被害者は長年、高次脳機能障害に苦しんでいたが後遺症認定されませんでした。そこで、あらためて専門家に相談し、必要な書類をまとめて異議申し立てをしたところ、後遺症認定されたという…

交通事故 とんでもない被害

交通事故 とんでもない被害 とても酷い被害の被害者とのうちあわせだった。 半身に麻痺があり、激しい頭痛、日常的めまいに加えて時折襲ってくるコーヒーカップ遊技の中にいるような強いめまい、羞明に聴覚過敏、頸部から指先、腰部から足先にかけての痛みと…

交通事故 交通事故被害者像

交通事故 交通事故被害者像 私たちの依頼者はどのようなものでしょうか。私たち弁護士は依頼者に何をしてあげられるのでしょうか。私たちはこうした被害者の悩みによりそい事件を解決していきます。 ① 被害が人に理解されにくいために孤立感があり悩んでいる…

交通事故 心因要因

交通事故 心因要因 「症状固定まで長期間を要する原因は、必ずしも頸椎捻挫、腰椎捻挫として重症というわけではなく、既存の変化や社会的事情、被害者意識や性格等の心的要因の関与によって加療が長期化することも多く・・・」 これは現在訴訟中の事件で被告…

交通事故 証人の重要性

交通事故 証人の重要性 事故現場の目撃者は非常に重要です。事故直後であれば野次馬も含めていろいろな情報を得ることができます。できたらこのときに証人を見つけておいて連絡先を確認しておくことが肝心です。交差点に待っていた人、対向車線で停止してい…

弁護士の選び方

弁護士の選び方 質問お願いいたします。 先日、交通事故にあいました。過失割合は自分が0で相手が10です。自分はこの事故で首がむち打ちになりました。車は全損です。 初めての事故でこれからの対応もよくわからないので充分な保証を受けられるように専門化…

交通事故 労働能力喪失

交通事故 労働能力喪失 後遺症をもたらした場合、逸失利益というの計算します。後遺症の分だけ障害があり、働けない状態になります。将来にわたる働けないという被害を賠償しろ言うのが逸失利益の意味です。 この「働けない」という意味ですが、実際に働けな…

交通事故 労働能力喪失率

交通事故 労働能力喪失率 逸失利益というのは、後遺症によって失った将来の不利益を考えるというものです。後遺症が残りますと、ある一定の割合で働けません。頭が痛いために十分な働きができません。こういう被害を逸失利益といいます。この場合、等級によ…

交通事故 ある依頼者とのやりとり

交通事故 ある依頼者とのやりとり Q 手術についてですが、必ず治るとは言えないということで、でももう手術しかないみたいなお話でした。・・・・・知恵袋で○○さんという方の回答を見ていて、本来、オペする前に後遺症障害を取り、オペをするならする、何故…

交通事故 行政書士との連携

交通事故 行政書士との連携 弁護士と行政書士の違いは、資料の収集能力にあります。交通事故専門の行政書士の場合は資料を収集して整理する能力に長けています。 弁護士の場合,法廷中心に活動をするので,病院に行ったり,必要な証拠を集めることについては…

交通事故 行政書士との連携

交通事故 行政書士との連携 弁護士と行政書士の違いは、資料の収集能力にあります。交通事故専門の行政書士の場合は資料を収集して整理する能力に長けています。 弁護士の場合,法廷中心に活動をするので,病院に行ったり,必要な証拠を集めることについては…