交通事故 とんでもない被害
交通事故 とんでもない被害
とても酷い被害の被害者とのうちあわせだった。
半身に麻痺があり、激しい頭痛、日常的めまいに加えて時折襲ってくるコーヒーカップ遊技の中にいるような強いめまい、羞明に聴覚過敏、頸部から指先、腰部から足先にかけての痛みとしびれ、日常的な脱力、突然の強い発作のような脱力に倒れてどんなところでも寝込んでしまう。とても一人で生活できる状態ではない。これほどの酷い被害でも14級とは。
こうした事例で裁判した場合、14級が12級になることは少ない。しかし、労働能力喪失期間が長く認定されたり、労働能力喪失率が7%ぐらいになったりすることがある。
少しでも多額の賠償金をとるための秘策というものはない。被害を丁寧にききとり、裁判所を説得するほかはない。
うちあわせは3時間に及び少しずつ被害を聞き取っていった。こうしたうちあわせはあと数回必要だろう。