派手に宣伝している弁護士は要注意
派手に宣伝している弁護士は要注意
ちょっと,挑発的な記事ですが。
交通事故関係の弁護士サイトを見ると、示談交渉の記事しかないことがあります。裁判は弁護士にとっても手間暇がかかるので、弁護士にとって利益が少ないです。
こうした事務所はあえて裁判のことに触れていないように思います。裁判しない弁護士は本当の意味で被害者の立場に立つことはできません。
というのは,弁護士の場合,裁判をしてぎりぎりまで利益追求する経験がないと能力が身につきません。また、いろいろな事件を経験して戦略的に正しい能力が身につくところがあります。
例えば,後遺障害を裁判で争った経験がなければどこまで利益追求できるか分かりません。
あるいは、交通事故と医療過誤とは近いところがあります。医療過誤訴訟について能力を発揮できる弁護士は交通事故でも能力を発揮するでしょう。医療過誤事件で何件か勝訴している弁護士と比較すれば,医学分野の論争では医療過誤訴訟の経験ある弁護士の方が,経験としてはすぐれた経験をしていると思います。
あるいは,工学的な問題を扱うことがある,一般事件でも力学的なことがテーマになることはしばしばあります。こうしたテーマをトータルに扱った方がすぐれた応用力があるように思われます。