脳脊髄液減少症

交通事故 脳脊髄液減少症って?

交通事故 脳脊髄液減少症って? 脳脊髄液減少症が徐々に認知され、私の事務所では相談が増えてきています。 前回記事とは別の事例。 この事例は、明らかな脳脊髄液減少症でブラッドパッチが行われ、効果がありました。治癒の事例かと思われましたが、半年た…

交通事故 ある不定愁訴の事例

交通事故 ある不定愁訴の事例 事故後、画像所見がないにもかかわらず脱力感やめまいなどがあります。台風の時など、突然からだが動かなくなることがあります。自分は怠け者かもしれないと悩んでいました。 仕事はできます。脳脊髄液減少症かもしれないといい…

交通事故 脳脊髄液減少症で回復した事例

交通事故 脳脊髄液減少症で回復した事例 今日、相談を受けた事例は脳脊髄液減少症の事例です。激しい頭痛、目眩、強い脱力感があるにもかかわらず整形外科医には相手にされませんでした。MRIやレントゲン写真からは軽いですが、症状は非常に重いです。 納得…

交通事故 脳脊髄液減少症事件の相談

交通事故 脳脊髄液減少症事件の相談 脳脊髄液減少症事件の相談を受けました。 この種の事件の特徴は長い長い時間をかけて医師にたどり着いている点です。整形外科の診断ではなんともありませんが,自分の病状があるので納得できません。 自分の病気を分かっ…

交通事故 脳脊髄液減少症

交通事故 脳脊髄液減少症 一次、脳脊髄液減少症の相談が増えていたが、最近はかなり落ち着いている。この症例はいろいろ言われているが、検査について保険適用になって以来この症例を扱う病院が増えているようだ。 髄液漏れの検査を行い、ブラッドパッチを行…

交通事故 後から分かった被害

交通事故 後から分かった被害 脳脊髄液減少症というのはわかりにくい病気だ。 この病気が世の中で発表されていない頃、過去私た扱った事件は実は脳脊髄液減少症ではなかったかと思うことがある。画像では出ないのに症状が重い。ふらつきや、羞明、聴覚の過敏…

交通事故 こんな事例、脳脊髄液減少症?

交通事故 こんな事例、脳脊髄液減少症? 追突事故で他覚所見のない事例の相談を受けたことがある。 追突直後から頭痛が続き、特に首から上のあたりが締め付けられるように痛い。肩から指先にかけて若干のしびれがあり、腕の脱力感がある。めまいがひどく、お…

交通事故 ずいぶん多い、脳脊髄液減少症

交通事故 ずいぶん多い、脳脊髄液減少症 ブログ記事に脳脊髄液減少症の記載をしたせいでしょうか。最近、脳脊髄液減少症の相談が増えています。脳脊髄液減少症の事件はつい最近までは非常にむずかしい事例となっていましたし,立証上の困難があるため弁護士…

交通事故 脳脊髄液減少症が認められた事例 №4

交通事故 脳脊髄液減少症が認められた事例 №4 最近大阪高裁で脳脊髄液減少症が認められた判決が出た(H23.7.22、判時2132号46頁)。非常に重要な判例なので紹介したい。 被害者は助手席に同乗して追突事故にあったのち、頭痛やふらつきが治らないため病院で…

交通事故 脳脊髄液減少症が認められた事例 №3

交通事故 脳脊髄液減少症が認められた事例 №3 最近大阪高裁で脳脊髄液減少症が認められた判決が出た(H23.7.22、判時2132号46頁)。非常に重要な判例なので紹介したい。被害者は助手席に同乗して追突事故にあったのち、頭痛やふらつきが治らないため病院で診…

交通事故 脳脊髄液減少症が認められた事例 №2

交通事故 脳脊髄液減少症が認められた事例 №2 最近大阪高裁で脳脊髄液減少症が認められた判決が出た(H23.7.22、判時2132号46頁)。非常に重要な判例なので紹介したい。被害者は助手席に同乗して追突事故にあったのち、頭痛やふらつきが治らないため病院で…

交通事故 脳脊髄液減少症が認められた事例

交通事故 脳脊髄液減少症が認められた事例 №1 最近大阪高裁で脳脊髄液減少症が認められた判決が出た(H23.7.22、判時2132号46頁)。非常に重要な判例なので紹介したい。 被害者は助手席に同乗して追突事故にあったのち、頭痛やふらつきが治らないため病院で…

交通事故 脳脊髄液減少症の発症が認められた事例

交通事故 脳脊髄液減少症の発症が認められた事例 名古屋高裁は脳脊髄液減少症を理由にした賠償を認めた(H23.3.18、判時2121号65頁)。脳脊髄液減少症は交通事故により髄液漏出が起こり、頭痛などの障害をもたらす疾病だ。 脳脊髄液減少症は低髄液圧症候群と…

交通事故 「硬膜の肥厚」,頭の解剖学的な構造

交通事故 「硬膜の肥厚」,頭の解剖学的な構造 脳性気随液減少症はまだまだ確立した概念であるとは言い難い状況にある。 脳脊髄液減少症,脳脊髄液漏出症,低髄液圧症候群など,体に生じた症状,減少に応じて名前がついている。 中でも2011年 厚生労働省研究…

交通事故 病状にたいする無理解

交通事故 病状にたいする無理解 現在、交通事故によって高次脳機能障害と脳脊髄液減少症となった事例を扱っている。頭部骨折、硬膜外血腫のある事例だが、最初の病院は患者の易疲労や脱力の原因がわからず、単なる精神的な病だと思ったようだ。 患者は強い易…

交通事故 脳脊髄液漏出症画像判定について

交通事故 脳脊髄液漏出症画像判定について ■ RI脳槽シンチグラフィー 腰椎穿刺により髄液腔に放射性同位元素を注入し、ガンマカメラで撮影することにより、脳脊髄液の漏出部位を検出する方法である。直接的に漏出部位を特定できる。 RIが頭蓋骨内のクモ膜に…

交通事故 脳脊髄液減少症の歴史

交通事故 脳脊髄液減少症の歴史 ■ 1938年 Schaltenbrandが腰椎穿刺を受けてないにもかかわらず、腰椎穿刺と同様の症状を示す疾患を報告した。 ■ 1988年 国際頭痛学会が国際頭痛分類第1版で、「7.被血管性頭蓋内疾患に伴う頭痛」の中に、「7.2髄液圧低下」中…