交通事故 依頼者といっしょに考える
交通事故 依頼者といっしょに考える
私の場合、難しい事件にであった場合には、できるだけ依頼者と一緒に考えるようにしている。
例えば、RSDというような難しい病気が対象の場合には私は文献的に調べるが、現場のことは分からない。依頼者と会議を開いて、現場でどんな治療が行われたか、医師が何を言っていたか、何のためにどんな治療を行っていたかを聞き取り、自分の知識が正しいかどうか確かめる必要がある。
あるいは過失相殺が重大な争点になっている場合には、やはり、弁護士が考えるいくつかの仮説を依頼者にぶつけることになる。この場合、現場での思わぬ見落としを依頼者が指摘してくれる。依頼者の方も、中には一生懸命勉強して頂ける方がいて、私達にも大変な勉強になることがある。