交通事故 中心性頸髄損傷

交通事故 中心性頸髄損傷

 背骨には脊髄という太い神経があります。これは脳とともに中枢神経と呼ばれています。首(頸)の骨にも脊髄は通っています。


 脊髄という太い神経は灰白質,白質と呼ばれる部分があって,そこの部分の損傷を中心性脊髄損傷と言います。神経細胞から軸索と呼ばれる糸のようなもので神経細胞が相互に連絡をとりあうことになります。脊髄が傷害される場合,この軸索などが損傷するという意味で軸索損傷と言うことがあります。


 交通事故で,頸髄などの中枢神経が害される場合,MRIで所見が出る場合があります。例えば,頸髄内に出血があるような場合はMRI所見を得られる場合があります。シロウトでも分かるような明らかな場合は問題が少ないのですが,このMRIから所見を得るのに高い専門性が必要になる場合があります。そもそも,MRI撮影そのものに技術者によって差があるようです。


 重篤な被害が出ているが,画像所見はないという事例の中には,このMRI画像の技術そのものに問題があったり,読み取りに問題があったりする場合があります。

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