交通事故 神経症状

交通事故 神経症

 人は背骨で体を支えている。身体に強い衝撃が加われば、当然体を支えている背骨に衝撃が集中することになる。背骨の中でも首、腰は大きい。

 背骨には脊髄という大きな神経の束があり、そこから末梢部に向かって神経がつながっている。交通事故で背骨が衝撃を受けて大きな打撃を受ければ、脊髄や、脊髄と神経をつなげる神経根、神経と損傷を受けることになる。

 神経が損傷すれば、その先の手先、足先などでしびれたり、痛みが走ったりする症状がでる。痛みやシビレのために筋肉が緊張して筋肉が腫れたりもする。

 交通事故の場合、こうした症状がほとんどなのだが、その被害の認定は難しい部分を含んでいる。というのは、痛みとかしびれとか言った症状は本人の訴えが中心で中々客観化できないからだ。

 一般的には以下の諸点を注意しながら依頼者について調査することになる。

① 画像所見
 私達がまず注目するのはMRIやレントゲン写真だ。神経に炎症があれば、水分がたまり、MRIには何らかの変化がある。脊椎に異常があれば骨折や、ずれなどがわかる。椎間板が突出していれば神経を圧迫している可能性もある。

② 反射など医師の所見
 医師の所見では誘発検査結果や反射などの検査結果を見る。筋力、握力の推移も参考になる。

③ 治療経過
 通院の回数、鎮痛剤などの投薬の有無、トリガーポイント注射など痛みを取る治療など痛みが継続している事実を検討する。

④ 日常生活被害の実態

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