交通事故 後遺障害ある場合の損害
交通事故 後遺障害ある場合の損害
後遺症が残った場合の損害額項目で大きいのは次の点です。この他にも入院雑費とかいろいろ細かいものがありますが、以下の3つはチャンピオン項目です。これで、だいたい目安がつきます。
① 逸失利益
もし、後遺症がなかったら得られたであろう利益。例えば14級の場合、症状固定後、5パーセントだけ働けなくなったと考えます。将来、5年間、5%働けない、この5%分を今払ってくれと言うのが逸失利益です。
年収×ライプニッツ係数×5%で求められます。
② 後遺症慰謝料
後遺症を負ったことにより、受ける精神的苦痛です。損保は必ず小さな金額を提案しますから注意してください。私達はだいたい、青い本、赤い本とよばれる本を基準に算定します。
③ 傷害慰謝料
通院期間に応じて、症状固定までの慰謝料を算定します。