交通事故 脊椎と脊髄
交通事故 脊椎と脊髄
脊椎は椎骨が並んだもので、頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎となり骨盤とつながります。
脊椎が損傷した場合を脊椎損傷、頸椎損傷などという言葉で表現されます。
脊髄は椎骨という骨で守られた、人の大きな神経の束です。袋のような中に髄液が満たされ、そこに浮いたようになっているそうです。MRIなどで見るとはっきり分かります。
この脊髄が損傷されると脊髄損傷となります。頚随損傷というのはこれですね。
弁護士によっては頸椎損傷と頚随損傷との区別がついていない場合もあります。
脊髄は胸椎の後、第一腰椎のあたりでおしまいです。あとは神経が広がり、馬尾と呼ばれているそうです。
従って、理屈上腰髄損傷というのはないことになります。