交通事故 解決のプロセス
交通事故 解決のプロセス
交通事故にあったら,交通事故に詳しい弁護士に相談して,事故処理の流れを大まかに理解することをお勧めします。
交通事故にあってしまったら,加害者の任意保険担当社から連絡があります。損保からは治療費,通院費,休業補償などが支払われます。
その後,症状固定時期を迎えます。症状固定時期が長引くと,損保から担当医師に頻繁に電話がかかるようになり,医師としても徐々に症状固定に持って行こうとすることが多いようです。
症状固定となったら,損保を通じて後遺障害の事前認定の手続きが行われます。このとき,損保の意見が付されるため,損保に任せておくのはよくないという人もいます。
後遺障害について,認定が決まると,損保から賠償額の提示があります。これは必ずと言っていいほど,判例基準から4割ぐらい安い金額であることが多いです。
何度かやりとりして,判例基準に近づけることになります。
このとき,過失相殺や後遺障害の認定そのものに不服がある場合には裁判も念頭に入れた交渉を行います。交通事故事例では訴訟になった方が経済的には有利です。
訴訟を回避して示談で済ませたい場合には,交通事故紛争処理センターをお勧めします。