交通事故 保険会社の極端な過失相殺の主張
交通事故 保険会社の極端な過失相殺の主張
被害者側に大きな過失がある事故があります。例えば,赤信号で渡ったときに事故にあった相談,あるいは被害者の自転車が急に飛び出して事故にあってしまったとい相談などがそうです。
こうした場合に、保険会社は必ず強気の過失相殺を言ってきます。最近の相談でも、自転車に後方から接触して死亡させた事件で、なんと、過失相殺8割を遺族に提案したのです。
8割というのは、被害者が8割悪い、8割減という意味です。これは、被害者が自転車で,被害者が急に進路を変えたために加害者がよけきれなかったということで大幅な過失相殺を言ってきたということです。
被害者の奥さんはそれを信じ、自賠責の範囲で賠償されるという保険会社の言い分を鵜呑みにしていました。しかし、考えてみても、十分な車間距離があれば前方に自転車があることは判明します。進路を急に変えたからと言っていくらなんでも8割減とういうのはおかしいと思われます。
保険会社というのはこんな具合に極端な内容から交渉を始めることがあります。