交通事故 保険会社へのいらだち

交通事故 保険会社へのいらだち

「先生,保険会社と話したくないんです。」
「保険会社は法律では認められない。判例では認められないって繰り返して私の言うことを聞いてくれません。」
「保険会社に電話するのもいやになってしまいます。」

少なくない相談者がこんな悩みを持っている。
「『もう直ってもいい頃ですよ。』って言うんです。」
「『お医者さんももう治療に必要は無いと言っているようなんですけど』,でもお医者様に聞いてみるとそんなことは言っていない言っています。」

確かに保険会社との交渉はストレスがたまる。自分では当然賠償されるべき損害だと思っていても保険会社はにべもなく否定することがある。

こうしたいらだちや,保険会社の不信感があったり,さらには保険会社との交渉だけでさらに憂鬱な気持ちに追いやられることがある。しかし,これは交通事故被害者としてある意味避けられないところがある。交通時被害者は「被害者」なのだから,相応に大切に扱われ,加害者側は申し訳ない気持ちぐらい表して欲しいと思うことだろう。

しかし,この認識は必ずしも正しくない。損保側は少しでも金額を抑えようとするし,被害者は完全賠償を求める。これは交渉ごとだ。相手が自分のためだけを思って動くなどと言う幻想は最初から捨ててしまうことだ。保険会社との交渉にいらだつのは,実際にはこの辺りの正確な認識が欠けているところからくる部分もある(実際,ひどい損保担当者はいるので,これだけではないですけど)。

交渉である以上,被害者もきちんとした知識を身につける必要がある。やれる範囲とやれない範囲を可能な限り正確に理解し,交渉に臨むべきだ。やれる範囲はきちんと実現させる。交渉のつばぜり合いの領域は少しでも多くの利益を獲得する。こうした,交渉する上での正確な知識は身につける必要がある。正確な知識があれば,案の定,損保側はこういってきたと割り切りができる。

そのために,被害者側の弁護士は被害者を代理するし,たとえ依頼を受けなくとも,相談に来られた被害者に正確な知識をもって交渉できるよう対応している。

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名古屋事務所 T.052-459-1750 F.052-459-1751
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