交通事故 保険会社との対応
交通事故 保険会社との対応
【よい損保】
損保は被害を弁償してくれるが、よい保険会社は被害者の立場を考慮しつつ、対応してくる。
時には被害者の気づいていないことを言ってくれる損保もある。被害者ではわからない部分はある程度あいまいにして、被害者側にそった判断をすることもある。
賠償額についてもそこそこ判例の水準にそった提案をする。
しかし、損保は基本的には自社の利益、少しでも支払額を押さえる方向で動くことが宿命づけられているので、【よい損保】と言っても、弁護士と相談しつつ対応することは不可欠だ。弁護士がきちんと対応することで2割や3割、時には5割ぐらい賠償金額が違うことは極普通にある。
【悪い損保】
被害者に精神的な打撃を与えて、元気を萎えさせて交渉するタイプの損保だ。
「裁判では決まっていますよ。」
「医者はとっくに治っていると言ってますよ。」
「普通なら治っています。もう、治療を続けても治療費はでませんよ。」
ひどい者になると、被害者を詐欺呼ばわりすることもある。
主治医に、治療の根拠をはっきりさせてくださいなどと言ってあたかも無駄な医療を続けているかのように言って圧力を加えたりする。