モウセンゴケ

モウセンゴケは日本の数少ない食虫植物です。粘りのある葉っぱに小さな昆虫を捕まえ、徐々に消化して養分にします。私が初めてこのモウセンゴケを見つけたのは、名古屋市内の公園でした。食虫植物というと熱帯のイメージがあり、こんな都会の真ん中に自生しているなんて、驚きでした。

 ともかく、モウセンゴケは初夏に小さな白い花を咲かせます。かわしい白い花なのですが、普段は昆虫を食べているのに、その上受粉も世話になろうというですから、あきれた植物です。